あなたにとって必要な資格を取らなければ、単に資格をとっても意味がない
学生、社会人を問わず「就職難」の今、企業に対して「自己の能力のアピール」をしなければ採用されることが難しい現状です。
では、どのようにアピールすればよいの?という疑問がでてきます。
「自己の能力のアピール」の1つの方法として挙げられるのが「資格」です。これまでも何度となく書いておりますが、やみくもに資格をとればいいというものでもないでしょう。
ここでのポイントは「これから就きたい職種・業界にとって有利な資格を身につける」ということです。
早速ですがそのことを基軸として、「業界・就職」と「必要とされる資格」をひも付けし考えみることとしましょう。
就職する為に必要な資格
就職するために必要な資格を業界別に大きく4つに分けてみました。
ハウスメーカーなどの不動産業界
- 宅地建物取引宅地建物取引士証
- 住宅ローンアドバイザー
- 管理業務主任者
- マンション管理士 等
銀行、証券会社などの金融業界
- ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)2級/3級
- 証券外務員
- 住宅ローンアドバイザー
旅行業、小売業などの流通業界
- 販売士 2級/3級
- 簿記 2級/3級
- 旅行業取扱主任者
- 語学(英語・中国語) 等
その他の業界
- 公務員試験(教員、警察官、市役所、消防)
- 建築士
- 貸金業取扱主任者 等
独立開業する為に必要な資格
法律系
- 行政書士
- 司法書士
- 弁護士
専門系
- 社会保険労務士
- 弁理士
- 不動産鑑定士
経理系
- 税理士
- 公認会計士
- AFP・CFP
その他
- 秘書検定
- 色彩検定
- 福祉住環境コーディネーター
- 法務検定
- インテリアコーディネーター 等
必要な資格が分かったら
今後のあなたにとって必要な資格が分かりましたでしょうか?
必要な資格が分かれば、(学生の方であれば在学中に)計画を立てて資格を取得していかなければならないということになりますが、資格には”取り方”があります。
例えば、いきなり独立系の大型資格の取得を目指すのは困難ですので、そのような場合はまずは比較的取得が簡単な下位の資格を取得しておくと良いでしょう。
また、必要な資格のみを取得するのではなく、関連のある資格を取得しておくことで、就職活動において有利に働くことはもちろんのこと、仕事の幅が広がりますので同僚との差別化を図ることができるでしょう。
このように、たんに資格を取得するのではなく(学生の方なら在学中に)生かせる資格を取得していくことがポイントです。資格取得を目指される上で参考にしてみてください。